失礼のないお焼香のマナー解説本

2017年01月18日

葬儀でするお焼香の種類とやり方

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お葬式では独特の儀式があります。そうした儀式のマナーを知らないと、いざ参加することになった時に恥をかきます。お葬式の知らせというのは、突然あることが多いです。そうなってから慌てないように、普段からお葬式の儀式のマナーを身につけておくことが大切です。お焼香は通夜や葬儀では欠かせない儀式です。仏式のお葬式では、必ず会葬者によるお焼香があります。広い会場で行うのが立礼焼香です。一人一人焼香台の前に行き、遺影の前で焼香する方法です。自分の番が来たら周りに会釈をして立ち上がり、焼香台の前に行きます。左手に数珠を持ち、右手で香炉から抹香を摘みます。

摘むときは、親指、人差し指、中指の3本の指だけを使用します。そして摘んだ抹香を、額の高さまで持ち上げます。頭を若干下げ、額を指のほうに近づけるようにするのがコツです。そのまま指を擦り合わせ、摘んでいる抹香を落とします。これを3回繰り返します。宗派によって回数ややり方が違うので、必ず宗派に沿った方法ですることが大切です。すべて終わったら遺影に向かって一礼します。そして祭壇から離れたら僧侶に向かって一礼し、次に来賓、一般会葬者に向かって一礼します。自宅など狭い会場で通夜や葬儀をする場合は、座礼焼香か回し焼香になります。和室だと座布団に座ることになるので、焼香台の高さも座るときの高さに合わせてあります。

そのため、座礼焼香といって座って行います。座っている場所から焼香台まで移動するときには、膝行、膝退が基本です。座ったままで体を前に傾け、親指をついて体を移動させる方法です。ただし、自分の座っている位置から焼香台まで遠い場所は中腰で移動します。香炉を移動させる回し焼香も、自宅での葬儀のときによく行われます。回し焼香では祭壇の前に移動する必要はなく、香炉を乗せたお盆が自分の場所まで回ってきます。自分の場所で座ったままお焼香をしたら、隣の人に香炉が乗ったお盆を渡します。

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